
どことはいいませんが、日曜の午後、人ごみを通り抜けてデパートに入るとぜんぜん人がいなくて・・・ということがよくありますし、平日の午後都心のデパートに行ってもお客さんは少ないです。
そんなわたしも別に何かを買うわけではないので、デパートにとってどっちでもいい客には違いありません。
そしてまた大きなデパートが閉店になりました。そごう心斎橋本店(大阪市中央区)です。
文化元年(1804)大和の国の十市郡という村で生まれ、17歳のとき、志を抱いて大坂へ出てきた十合伊兵衛が「大和屋」という古着商からスタートし、その「大和屋」は明治41年(1908)そごう大阪本店として、心斎橋筋1丁目に建てられた新店舗にて商品の取扱いを大幅に拡張し、食堂・化粧品などをそなえた近代的な建物に新装しました。また、大正8年(1919)には面積を2倍に拡大し、ショーウィンドウを新設し、百貨店として操業開始、それ以来90年の歴史に幕を下ろした形になります。
2000年に民事再生法を申請していったん閉店し、2005年9月に「再生のシンボル」として再開業した本店ですが、わずか4年で閉店となってしまいました。
閉店後は改装を経て、11月に大丸心斎橋店の新館として生まれ変わるとのこと。地域を支えたシンボルがまた一つ消えました。
ここ東京でも、なじみのお店が次々になくなっています。それは本当に寂しいのですが、時代も移り変わっているし仕方がないのかもしれません。
「ここはかつて○○だった」
そんなノスタルジーはなんの役に立つのか分かりませんが、ここではこれからもそんな街の風景を追っていきたいと思います。といいながらなかなか記事にsるタイミングがありませんが。
マ、どうせ誰も見てませんからっ(UoU)。。。