
<登場人物編>
物語がかなり複雑になっているので、実にたくさんの登場人物が登場する「アギト」。
まず3人のライダー。写真はDVDのインタビューで3ショットが実現したものです。
津上 翔一/仮面ライダーアギト(賀集利樹) 主人公で、記憶を失って倒れていたところを保護され、心理学者・美杉義彦の家に居候していますが、穏和で脳天気、若干天然ボケ的性格で、まさか彼がアギトだとは思ってもらえない明るい青年です。
氷川 誠/仮面ライダーG3・仮面ライダーG3-X(要潤)
警視庁、未確認生命体対策班SAULに配属された警察官。G3及びG3-Xの装着員として、突如として現れたアンノウンによる猟奇事件の捜査に当たる。
生真面目な性格で不器用なところもあります。人間が作った強化スーツということもあって、序盤は弱かったです。
葦原 涼/仮面ライダーギルス(友井雄亮) 水泳部に所属の大学生ですが、バイク事故で不完全に変身能力が覚醒してしまいます。変身後の姿と能力に、恋人も水泳部のコーチもみんな離れていってしまいます。ぶっきらぼうで一見粗暴ですが優しい性格。変身の後遺症で苦しんだり途中一度死亡するなど、とにかくかわいそうなイメージが強いです。
。
本作のメインヒロインは
風谷真魚(まな)(秋山莉奈)
2年前に父を亡くし叔父である美杉に引き取られています。
強力なサイコメトリーの持ち主で、それゆえいろんなことに巻き込まれるわけですが、物語を通して翔一の支えになります。
いまや「オシリーナ」の愛称で人気のグラドルですが当時はまだ16歳。気の強さもありますが、天然ボケ気味の翔一をうまくリードしているところもあります。
ライダーシリーズでは「おやっさん」的な年長者がドラマを引き締める効果を持っていますが、その役割の1つを
美杉 義彦(升毅)がもっています。ただ学者だしぜんぜん「おやっさん」ではありませんが。
警視庁関係では・・・
小沢 澄子(藤田瞳子) 15歳でMIT博士課程をトップで修了した天才。G3の設計者で、G3運用チームの班長。
非常に気が強く自信家で、勝気で負けず嫌い。さらにプライドが高いですが、氷川には信頼を置いています。焼肉とビールが好物で、それゆえ焼肉を食べるシーンが多く、当時BSEに苦しんでいた焼肉業界からドラマが正式に表彰されたそうです。
藤田さんは非常にかわいい人ですが、いまひとつ活躍度はぱっとしませんね〜。なんででしょう。
尾室 隆弘(柴田明良)
小沢、氷川とともに活動する対策班の一員で、凡人扱いの彼がドラマの人間関係をささやかに支えているところがあります。
北條 透(山崎潤) 警視庁捜査一課の警部補で、本庁きってのエリート。
G3ユニットを敵視して対抗したり嫌な事をよくいうので、「嫌な奴」キャラとなっています。ただ基本的には悪人ではないので、ドラマのスパイスでもあります。DVDの山崎さんインタビューで「北條のような人間にはならないように」と言っていました。
そのほかの重要人物として、
沢木 哲也(小川敦史) 、翔一の夢に出て来た女性、さらに氷川が救世主として一躍ヒーローとなった船「あかつき号」に乗っていた人たち、
木野 薫(菊池隆則)、三浦 智子、篠原 佐恵子、榊 亜紀、関谷 真澄、橘 純、高島 雅英、相良 克彦、真島 浩二、そして涼の父も乗客の一人だったらしい・・・と、物語はどんどん謎を深めていくのです。
とはいうものの、いろんな人が出てきて、それらには必然性があり、理由もちゃんとあるのがすごいです。
主人公が記憶喪失で本当は誰なのか、なぜ変身できるのか、たびたび登場する謎の男は誰なのかなどなど謎だらけながら物語が破綻していないので、多くの大人を巻き込んだドラマになっています。
などといってもここ
どうせ誰も見てませんからっ(UoU)。。。
posted by my_cecil at 05:10|
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セブン、ライダーとかの特撮
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