2012年08月22日

ビクターの「カラカセ」

大阪市立住まいのミュージアム研究員の増田健一さんが収集した高度経済成長期の昭和30年代から40年代にかけ開発・販売された家電製品や生活用品など約150点を展示する企画展「タイムスリップ・昭和家電」が28日から足立区立郷土博物館(大谷田5丁目)で始まる。

そんな記事を見て、そういえば昔は「合体」の家電がいくつもあったなぁと思いました。

上記の企画展では「トーストとホットミルク、それに目玉焼きが一度に調理できるという『スナック3』」やテレビが高価で庶民には手が届かなかった当時、テレビを見ている気分だけでも味わってもらおうとした「テレビ型ラジオ」、ピアノの形をした「卓上扇風機『ピアノ』」などなど、おもしろいものがいくつもありそうです。
カラカセ55
そこまでのチャレンジ精神ではなく、もっと一般的なものですが、ラジオ+テレビ+カセットという「ラテカセ」というのが昔ありました。

このビクターのラテカセは「カラカセ」という商品名で、白黒テレビ+ラジオ+カセッターを日本で初めて開発したビクターが、5インチカラーテレビとラジカセをくっつけたもの。
カラーテレビのラテカセなので「カラカセ」です。

昔はブラウン管テレビだったため、どうしても奥行きが要るので、ラジカセを寝かせたような形のものが主流になったのです。
このCX-55V、価格は当時129,000円とかなり高価だったため、もちろんうちにはありませんでした。
姉妹機の「CX-50」は110,000円でなんと本体重量4700g!!
ほとんど米の袋と同じ重さ。これはすごいですね。持ち運びは翌日の筋肉痛を呼ぶだけのような気がします。

とはいえ、テレビの場所を動かす、とか、外でテレビを見る、居間ではない部屋でテレビを見るというような、当時の「荒業」に対応できるスグレモノだったわけですね。

いまの「スマホ」だとテレビはもちろんラジオも全国のを聞けるし、音楽だって無数に聴けます。しかもそれが本来の目的の機械ではないのです。
30年でこれだけ進化するわけですが、30年というのは早いのか遅いのか、よくわかりませんね。

といっても、ここ
どうせ誰も見てませんからっ(UoU)。。。
posted by my_cecil at 22:24| Comment(1) | TrackBack(0) | mono/goods | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シャープさんのツイートでラテカピュータというものを呟いてて、私が幼い頃にこんな機械あったなぁと探しててこちらにたどり着きました。
こんなに高価な物だったんですね。。。
母がテレビを独占してる時に父が別部屋でこじんまりしながらこちらの商品で見てたのが思い出されて懐かしくなりました。
記事残してくれててありがとう!
Posted by ニーケ at 2016年05月11日 14:39
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